あなたの家は大丈夫?〜自己診断10のチェックポイント〜
「自分の家だけは大丈夫!」そんなふうに思っていませんか?もしもの時に危険な住宅には「症状」が現れています。次にあげる10のチェックポイントに該当する項目があれば、すぐにでも耐震診断を受けてください。
1、今住んでいる住宅は平成12年以前に建てられた?
現行の耐震基準を満たしていない可能性があります。
2、基礎にひび割れがある?
幅3mm以上のひびがある
基礎(玄関は除く)は1周ぐるりとつながっていない
お風呂の基礎はブロックである
1つでもあれば、専門家の確認が必要です
3、 外壁に黒ずみ、ひび割れがある。過去に雨漏りがあった?
コケや黒ずみのひどい外壁は、壁の中での結露や雨漏りの可能性があります
また、窓周りのひびやサイディングの目地割れがひどい場合は、住宅が変形している可能性もあります
4、家の周りの地盤に段差がある?
玄関や勝手口のたたき、塀に段差がある場合、地盤が弱く、沈下している可能性があります
5、最近シロアリを見た。または、近所でシロアリ処理をしていた?
「ここ5年間専門家に見てもらっていない」「羽アリを見た!」「近所でシロアリ騒ぎがあった」
「床下が湿気ている」などの場合、シロアリの食害の可能性があります。
6、室内のドアが勝手に開閉する?
障子に隙間があったり、室内ドアが勝手に開閉する場合は、住宅が傾いて変形している可能性があります。壁や柱の傾きは地震への抵抗力を著しく減少させます
7、台風や弱い地震のときでもよく揺れる?
横からの力に抵抗する耐力壁が不足しているか、地盤が弱いため、建物のゆれを増幅している可能性があります。どちらにしても、地震時に抵抗力がないことは確かです。
8、室内の床が傾いている?
2階の床でボールやパチンコ玉が一方向に転がってたり、幅木と床に隙間がある場合は、住宅が傾いている可能性があります。
9、室内の壁や浴室のタイルがひび割れている?
室内のドアの上や窓の上にひび割れがあったり、浴室のタイル(目地除く)がひび割れていたり、浮いていたりする場合は、壁が傾いている可能性があります。また、タイルや浴槽の目地から水がしみこんでいる場合は、内部が腐食している可能性もあります。
10、壁の量が少ない?
1階の壁が少なく、独立している(四面全部が見える:例えば和室2間続きで壁が少ない)柱が多かったり、南側や道路側に大きな開口がある場合は要注意です。
一つでも当てはまる項目があれば今すぐ耐震診断を!
◆耐震に不安のある方は、ぜひご相談ください。リフォームラボITONENは、NPO法人住まいの構 造改革推進協会の正規会員です。会の研修を受け、耐震診断を行っています。
※耐震についてご興味のある方に地震の基礎知識や最新の耐震について書かれた冊子
「地震に強い家づくり」を差し上げています。
*参考*
地震に備えて(非常持ち出し品リスト)
このページには、地震時の非常持ち出し品が掲載されています。
耐震工事費用(参照:住まいの構造改革推進協会)
耐震工事を行った際の平均額などがわかります。
耐震診断(参照:住まいの構造改革推進協会)
耐震診断の流れを説明しています。
◆桑名市の耐震の補助(桑名市在住の方に限る)
1981年(昭和56年)5月以前に建てられた住宅のみに無料で耐震診断を行う
補助の上限は60万円
家族状況(高齢者世帯等)、所得により制限あり
詳しくは 防災対策課 0594-24-1185